不動産売却の基礎知識

リガイドのリアルな評判を調査!不動産一括査定はデメリットもある

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リガイドはどんな特徴があるのか知りたい

一括査定サイトや、ネット上の不動産査定サービスの種類は年々増えていて、「正直どれを使ったらいいのかわからない…」という方も多いのではないでしょうか。そんなとき、実際に使った人の評判を知ることができれば、そのサービスが良いかどうか判断できます。

そこで今回は、不動産一括査定サービスのリガイドの口コミを確認したいと思います。

リガイドは、2006年からサービスを開始し、10年以上運営している老舗サイトです。「実際のところ良いサイトなのか評判を知りたい!」そんな方向けに、今回は口コミからリガイドのメリット、デメリット、そしてどんな人におすすめかを洗い出してご紹介します。

リガイドの口コミから見えるデメリット

評判を検索する際には、メリットと併せてデメリットもしっかり確認することをおすすめします。

まずは、リガイドを実際に利用して不動産を売却した人の口コミからリガイドのデメリットとなりそうな点をご紹介します。

査定金額通りの売値で売却できない

リガイドの口コミを調べると、査定金額よりも安値の売却になったというものを見かけました。高い査定金額が出て嬉しい気持ちになったにもかかわらず、最終的にはそれより安値で売ることになったらショックですよね。

<口コミ>

・高額査定を出してくれた所で売却したけれど、実際の売値は他の査定結果の金額と変わらなかった

・査定金額よりも実際の売却額の方が安かった

しかし、このようなことはリガイドを使った場合に限らず、不動産売却にはよくあることです。不動産の査定金額はあくまで販売価格を決めるための目安で、情勢や買い手との交渉などで金額は変動するということを覚えておきましょう。

一括で訪問査定を依頼すると対応に追われて困る

リガイドでは、一括査定サービスで最大10社同時に査定を依頼できるようになっています。これは他の不動産一括査定サイトよりも多く、強みでもある反面、全ての不動産業社に訪問査定まで依頼すると対応に追われて忙しくなってしまうこともあります。

候補に挙がった不動産屋全てに訪問査定を依頼してしまい、個別の日程調整のやりとりや査定時間の確保で苦労したという口コミがありました。

<口コミ>

一度に8社へ訪問査定を出してしまい、全ての対応が終わるまでに時間がかかった

一度に多くの訪問査定を行うのではなく、まずは気になった2、3社に依頼することをおすすめします。

地方だと対応可能な不動産業者が少ない

リガイドで一括査定を依頼できる不動産会社は全国600社以上。全国にネットワークを持っているものの、地方の物件だと対応可能な不動産業者が少なく、査定数が少なくなってしまったという事例もありました。

<口コミ>

・査定金額を沢山比較したかったのに、2社しかヒットしなかったので残念
・立地の問題もあり、思ったより対応可能な業者が少なかった

無料査定を依頼するまでに時間がかかる

無料査定を依頼するためには、最初に売却したい不動産の情報入力が必要です。リガイドの口コミでは、この情報入力に時間がかかるというものがありました。

リガイドのサイトでは約1分のカンタン入力とありますが、細かい要望まで記入したい場合には5分以上かかるようです。

<口コミ>

・1分で査定依頼ができると思ったのに、細かい条件を入力しないといけなかった

リガイドの口コミから見えるメリット

ここからは、リガイドの口コミから見えるメリットについて確認をしていきましょう。良い口コミを確認してみると、他の査定サイトにはない特徴がいくつか見えてきました。

最大10社への一括査定で比較をしやすい

一括査定サイトでは、一度に査定を依頼できる数は6社前後となっていることが多いです。しかし、リガイドでは最大10社まで、一度の情報入力で査定依頼を出すことができます。10社に依頼をしても、全てから査定結果が受け取れるわけではありませんが、他の一括査定サイトよりも効率よく不動産会社が探せることは間違いありません。

物件の条件が悪く、これまで他のサイトでは不動産業者が見つからなかったという方や、リガイドの利用だけで不動産業者を探したい方には、特におすすめです。

<口コミ>

・一度に10社への査定依頼ができたので、相場や査定の基準を知ることができた
・他の一括査定サイトでは1、2社だったが、リガイドは5社から査定結果が来た

売却に熱心な担当に出会える

口コミの中に、リガイドで出会った不動産会社や営業の質が良いというものがありました。

リガイドは、提携する不動産会社の審査基準が高く、2019年で運営が13年目であるにもかかわらず、登録会社は600社程度となっています。他の不動産一括査定サイトでは、登録会社が1,000社を超えているものも多いため、いかに厳選して業者を選んでいるかがわかります。

リガイドが選定した優良な不動産業社から査定を受けることができるため、担当してくれる営業の質が高くなるのもうなずけます。

<口コミ>

・沢山の不動産屋に査定を出したけれど、契約したところの担当は親身に相談にのってくれた

売却のノウハウが掲載され不安をなくせる

リガイドのサイトでは、不動産売却について初心者の人が不安になりがちなポイントを、わかりやすくコラムにまとめています。

不動産売却には事前に必要な知識をつけておくことが大切です。リガイドのサイトでは、売却の流れや注意点、費用の目安などが細かく紹介されているため、リガイドの利用だけでも安心して売却に臨めるようになっています。

<口コミ>

・不動産売却の知識が全くなかったけれど、掲載されているノウハウのお陰で不動産屋との交渉もスムーズにできた

売却以外の不動産活用法を探せる

リガイドでは、不動産売却以外のサービスを受けることができます。例えば、その物件を賃貸として貸し出した場合の査定やリフォームに関する問い合わせが可能です。

不動産の活用方法は売却だけではありません。賃貸など、売却以外の選択肢も同時に考えていた人からリガイドが役立ったという口コミがありました。

<口コミ>

・調べる前は売却しか考えていなかったけれど、収益が良さそうだから賃貸にきりかえた

・売却と賃貸、どちらも情報を得ることができてよかった。

評判から見るリガイドの利用がおすすめな人とは

ここまでリガイドの口コミから見る、メリットデメリットを確認してきました。

こうして確認してみると、最大10社まで査定依頼ができる点や、地方では対応ができない範囲があること、そして売却以外の方法を探ることができる点など、他の不動産一括査定サイトにはない特徴もありました。

一覧にまとめていますので、以下の表をご確認ください。

メリット デメリット
・最大10社まで依頼できる一括査定

・売却に熱心な担当者に出会える

・不動産売却に関する知識が得られる

・売却以外の方法も探ることができる

・査定金額通りの売却にならないこともある

・多くの不動産業社に査定が依頼できるが、1社1社への対応が手間がかかる

・地方の不動産は対応不可な場合も

・細かく情報入力すると時間がかかる

ここからは、メリット、デメリットを洗い出したことでわかった、リガイドの特徴を踏まえて、どのような人にリガイドがおすすめかをご紹介します。

できるだけ多く査定を出して比較したい

リガイドの大きな特徴として、最大10社同時に机上査定や訪問査定を依頼できる点が挙げられます。これにより、より多くの不動産会社の査定結果を比較でき、自分にあった不動産会社を見つけ易くなるでしょう。

リガイドで複数の不動産業社を比較検討した結果、別の不動産一括サイトの査定額よりも高値をつけてくれる不動産業社が見つかり、数百万円の得をしたという事例もあります。

忙しい方や、訪問査定の日程調整がうまくできる自信がない方は、はじめの机上査定では10社に依頼し、その中で気になった不動産会社にのみ訪問査定を依頼する方法がおすすめです。

知識がなくても売却を始めたい

リガイドは、サイトに掲載された記事で不動産売却に必要な基本的なノウハウを学ぶことができます。また、厳選された優良不動産会社の担当が親身に相談にのってくれるという口コミもありました。

リガイドは、1つのサイトで情報収集も不動産会社選びも完結させることができます。不動産売却が初めてで、知識に不安がある方でも安心して不動産売却を進めることができます。

売却以外の選択肢を検討したい

一般的な一括査定サイトは、売却を専門にしているものが多いです。しかし、リガイドは物件を賃貸にしたときの賃料の一括査定や、物件に住み続けやすくするためのリフォームの提案なども同時に行っています。

所有している不動産を売却だけではなく賃貸に出すことも同時に検討している場合には、リガイドの賃料一括査定にも同時に査定を依頼してみることがおすすめです。売却と賃貸どちらも査定を受けることで、どちらの選択肢がベストか検討することができます。

また、リフォームをすることで住みやすくなり売却をする必要がなくなることもあるでしょう。今の生活スタイルが自宅マンションと合わなくなった、老朽化で住みにくく売却を考えていた、などという場合はリフォームも売却と同時に検討してみると良いかもしれません。リフォームについても、リガイド系列のベスト@リフォームに相談ができます。

このように売却と別の選択肢で悩んでいる場合にも、リガイドがおすすめです

【参照リンク:リガイド(賃料一括査定)ベスト@リフォーム

おすすめの一括査定サイト3選

サイト名 利用者数 対象エリア 提携会社数 同時依頼数
イエウール 1,000万人 全国 1,700社 6件
イエイ 400万人以上 全国 1,700社以上 6件
リビンマッチ 440万人 全国 1,400社 6件

イエウール:全国1,700社以上に対応

地方・地域密着型の中小規模不動産業者にも対応しているので、都市部以外に所在しているマンションや一戸建てなどの不動産を売却したい人におすすめです。

利用者数 1,000万人
対象エリア 全国
提携会社数 1,700社
同時依頼数 6社
取引件数 非公開
顧客満足度 98%
運営会社 株式会社Speee (Speee, Inc.)

サイト内では一戸建てや土地など、物件の種類別に売却手順の説明も掲載されています。しつこい勧誘があったなど、評判の悪い不動産会社は登録から外されているので安心です。

イエイ:お断り代行サービスを提供

大手不動産会社だけでなく、地域に密着した地方に強い不動産会社への査定も一括で依頼できます。

利用者数 400万人以上
対象エリア 全国
提携会社数 1,700社
同時依頼数 6件
取引件数 1,000件以上
顧客満足度 97%
運営会社 セカイエ株式会社

都心部だけでなく、地方の物件を売却したい人にもおすすめです。また、査定を依頼した不動産会社からの営業連絡を断りたい際に、代わりに断ってくれる「お断り代行」サービスがあるため、営業電話を断りにくい人におすすめです。

なお、依頼先の不動産会社は自分で選べる仕組みとなっています。

リビンマッチ:利用したいサイト第1位

都道府県別に、このサイトに登録している不動産会社の情報をあらかじめ調べることができ、その中から売却査定実績の多い不動産会社を選べることが特徴です。

利用者数 440万人
対象エリア 全国
提携会社数 1,400社
同時依頼数 6件
取引件数 14万件(年間)
顧客満足度 98%
運営会社 リビン・テクノロジーズ株式会社

全国展開しているような大手の不動産業者ではなく、どちらかと言えば地域に密着した中小規模の不動産会社の登録が多いので、相続などによる地方の不動産の売却を考えている人におすすめです。

リガイドで手持ちの物件を有効活用

本記事では、口コミから見るリガイドのメリット、デメリット、特徴などをご紹介しました。

リガイドは、最大10社までの一括査定が依頼できる点、そして売却以外にも賃料査定やリフォームの相談ができる点が、他の一括査定サイトにはない特徴としてあげられます。

手持ちの不動産の活用方法について、可能性を広げて探したい方は特にリガイドがおすすめです。

また、一括査定サイトについて詳しく知りたい・比較したいという場合は下記の記事を参考にしてください。

参考:【2019年最新】不動産一括査定50サイトをジャンル別に比較!