マンション売却

マンション売却のリアル体験談から分かる秘訣|失敗例は反面教師に

マンションを売却した時のリアルな体験談を知りたい

リアルな体験談は、成功であれ失敗であれ、マンション売却で良い結果を得るために最適な教材です。しかしマンション売却の体験談は、たとえ経験者が身内や友人でも聞きにくく、値段や業者の対応について根掘り葉掘り尋ねるのもためらわれます。

そこで、マンション売却の体験談を成功例と失敗例それぞれ3つずつ集めました。6つの体験談から分かる、マンション売却成功のコツも解説します。何から始めたらいいか迷っている、成功のためにこれからできる工夫が知りたい人、必見です。

マンション売却の成功体験談

売却に成功した体験談からは、売主が売却前に行ったことや、売却成功までに工夫したことが分かります。3つの体験談を、それぞれ見ていきましょう。

相場より高い値段で売れた

長期間暮らすことも多いファミリー向けマンションは築年数が10年を超えていることもしばしばで、築10年以内の物件に比べると相場も低いことがほとんどです。しかし売主Aさんの場合は、マンションが次のような良環境にあったため、相場より高い値段で売ることができました

  • 部屋の状態が綺麗
  • 駅近
  • 日当たり良好

好環境にあれば、買い手がつきやすく競争が生まれ、高く売れやすくなります。売主Aさんの場合は、ホームクリーニングを内覧前に行ったことで、駅近物件を探していた家族に部屋が綺麗な点も評価され、即決で購入してもらうことができ、引っ越し代や維持費も節約できました。

不動産会社を変えてみたらすぐに売れた

家族のためにマンションの住み換えが必要になった売主のBさんは、最初は信頼度の高そうな大手不動産会社に売却の仲介依頼をしました。ところが内覧希望者があまり来ず、報告頻度が少ないなど、もうじき契約の3ヵ月が終わるのに不動産会社の営業担当者の対応がイマイチです。

困ったBさんは、思い切って不動産会社を変えることにしました。すると、より高く売れるよう具体的なアドバイスを熱心にしてくれる中堅不動産会社に出会うことができ、1ヵ月もしないうちにマンションが売れたのです。

不動産会社は大手ほど情報量や顧客が多いのは確かですが、今はインターネットを経由して会社の規模を問わず多くの人に不動産の情報を発信できます。会社がいかにこちらの立場を考えて売ってくれるか、そこに注目してみましょう。

査定額ではなく担当者で不動産会社を選んだら高額売却できた

初めてのマンション売却に向けて、売主Cさんは複数の会社に見積もりを依頼しました。中でも高い価格をつけてくれた3社に訪問査定を依頼したところ、それぞれ値段に差が出たのですが、一番高い査定価格をつけてくれた不動産会社の担当者は時間にルーズで、いまいち信用できません。

そこで査定額は低いものの、親身になってくれる担当者がいる不動産会社を選んだところ、価格設定の見直しや営業、宣伝などを丁寧に対応してくれ、思った以上の高値で売却に成功しました。一括査定は確かに便利ですが、不動産会社の営業力までは分かりません。

査定価格が高かったという理由だけで不動産会社を選ばず、その後の価格設定など不動産会社の対応も見極めることが大切です。査定価格だけで不動産会社を選んでしまった人は、会社を変更することで、より良い売却に繋がる可能性があります。

マンション売却の失敗体験談

売却に失敗した体験談は、いわば反面教師です。先輩たちの体験例から、成功のためのヒントを学んでいきましょう。

希望売却価格より低い金額で売る羽目になった

地元の不動産会社なら良い金額で売ってくれるだろう、と思った売主Dさんですが、媒介契約を結んだ不動産会社には営業力や宣伝力がなく、対応もゆっくりしていて中々売れません。結局、相場より低い価格での売却となってしまいました。

この場合、安易に不動産会社を決めず、一括査定をしていくつかの不動産会社の中から、最も良さそうなところを選ぶべきでした。不動産会社は地元だから良い、大手だから良いとは限りません。自分のマンションを丁寧に売り出し、仕事をきちんと行ってくれる会社を見つけましょう。

不動産会社の担当者がいい加減で売れるまでに時間がかかった

早めに売りたい売主Eさんですが、担当者がいい加減で連絡や業務の引き継ぎを怠ったまま退職、不動産会社もそのことを把握していませんでした。問い合わせても、謝罪もなく不誠実な対応をされてしまったものの、他に会社も思い浮かばなかったため契約を続行し、結局売れたのは1年後でした。

この場合、退職した前任者からの連絡がなかったと分かった時点で見切りをつけ、媒介契約を解除すべきでした。不動産の媒介契約は、マンションや家という自分の財産を託す契約です。担当者の印象も踏まえて、最終的に契約を決定することをおすすめします。

同じマンションで他にも売り手がいて買い手がつかなかった

子供の進学とともに引っ越しを決めた売主Fさんは、一括査定を行い信頼できそうな不動産会社と媒介契約を結びました。ところが中々買い手が付かず、不安に思っていたところ、同じマンションで様々な部屋が売りに出されていたことが分かりました。

この場合、大規模マンションという建物の性質上、他の部屋も同じ立地・同じような間取りのため差が生まれにくく、同じマンション内で競争が起きてしまったことが原因です。早く売れるようにするためには、大規模マンションでは、売り出しのタイミングが重要です。

比較的高層階の部屋なら、防犯上のメリットがあるため、他の部屋が売りに出ていてもチャンスがあります。不動産が売れやすい時期とされる、進学・転勤シーズンの春か秋に売りましょう。また、低層階は反対に競合のいない時期に売るのがおすすめです。

マンションの売却を成功させるコツ

成功例と失敗例から分かった、マンション売却を成功させるための3つのコツを解説します。

出来るだけ内装は綺麗にして第一印象を良くする

築年数が10年以上であったり、タバコのヤニ汚れなどがある場合は、ハウスクリーニングやクロス張替えをしておくと売れるのが早まります。ハウスクリーニング費用は部屋の広さによっても異なるため、こちらも複数の会社に依頼して価格比較するのがおすすめです。

ただし、中には現況のまま安く買い取り自分の好みのクロスやタイルにしたい買い主もいます。また現況のままでも良いとなると、クロスの張り替え費用などを節約できます。一方で「現況のままで良いから安くしてほしい」と、値引き交渉を持ちかけられることもあります。

どう対応するのが最も良いか、不動産会社ときちんと相談しましょう。

信頼出来る不動産会社と専任媒介契約をする

不動産の媒介契約には、主に3つの契約方法があります。特徴がそれぞれ異なりますが、おすすめなのは専任媒介契約です。

  • 専属専任媒介契約:不動産会社1社だけとの仲介契約で、依頼主自身で買主を探すことができないが、その分熱心に活動してもらえることがある
  • 専任媒介契約:不動産会社1社との仲介契約になるが、依頼主自身で買主を探す自己発見取引が可能のため、情報を広めやすい
  • 一般媒介契約:不動産会社2社以上に仲介を依頼できる。依頼主自身による自己発見取引も認められているが、指定流通機構(レインズ)への登録はなし

専任媒介契約は「自己発見取引」と言って、依頼主を自分で探すことが認められています。また指定流通機構(レインズ)という不動産会社同士が利用する情報システムに登録することが法律で義務付けられている契約であり、全国の不動産会社の目に触れやすいのが特徴です。

また専任媒介契約は、不動産会社に2週間に1回以上売却活動の状況報告をするよう法律で義務付けられれています。一般媒介契約と専任媒介契約の両面があるため、上手に活用すれば有利な条件で不動産を売却できます。

付帯設備表と物件状況等報告書を買い主に渡して行き違いを防ぐ

売却先の目処が立つと、ひと段落ということで気を抜きたくなりますが、まだやることは残っています。家の設備には見た目だけではわからない使い勝手や不具合があるものです。その辺りをきちんと買主に伝えておかなかったために、売却後に買い主側よりクレームを申し付けられるトラブルが実際にあります

そんなトラブルを避けるために必要なのが「付帯設備表」と「物件状況等報告書」です。まず付帯設備表は売主が何を住宅に残し、あるいは撤去していくのかを明確にする書類です。 ままた物件状況等報告書は、瑕疵を含む物件の現状を伝える書類のことです。

記載内容 ポイント
付帯設備表 換気扇、グリル、ビルトイン食洗器、インターホン、下駄箱、収納スペース、浴槽、シャワー、インターホン、洗面所など 動かして使う設備を、実際に動かした際の様子について記載します。
思い込みで記載せず、知らない間に壊れている可能性も考えて、きちんと確認することが大切です。
物件状況等報告書 物件の瑕疵を含めた現在の状態、 周辺環境、および物件に関する諸資料の有無 買主がこの書類に納得してくれるなら、契約後に責任を負わずに済みます

こうした住宅内の付帯設備に関する認識の相違や、住宅の不具合や瑕疵を含む現状を明確にすることで、不動産の売却をスムーズに行うことができます。またこの2つの書類は、売買契約当日に不動産会社から受け取る場合もあるため、できれば事前に必要書類について確認しましょう。

おすすめの一括査定サイト3選

サイト名 利用者数 対象エリア 提携会社数 同時依頼数
イエウール 1,000万人 全国 1,700社 6件
イエイ 400万人以上 全国 1,700社以上 6件
リビンマッチ 440万人 全国 1,400社 6件

イエウール:全国1,700社以上に対応

地方・地域密着型の中小規模不動産業者にも対応しているので、都市部以外に所在しているマンションや一戸建てなどの不動産を売却したい人におすすめです。

利用者数 1,000万人
対象エリア 全国
提携会社数 1,700社
同時依頼数 6社
取引件数 非公開
顧客満足度 98%
運営会社 株式会社Speee (Speee, Inc.)

サイト内では一戸建てや土地など、物件の種類別に売却手順の説明も掲載されています。しつこい勧誘があったなど、評判の悪い不動産会社は登録から外されているので安心です。

イエイ:お断り代行サービスを提供

大手不動産会社だけでなく、地域に密着した地方に強い不動産会社への査定も一括で依頼できます。

利用者数 400万人以上
対象エリア 全国
提携会社数 1,700社
同時依頼数 6件
取引件数 1,000件以上
顧客満足度 97%
運営会社 セカイエ株式会社

都心部だけでなく、地方の物件を売却したい人にもおすすめです。また、査定を依頼した不動産会社からの営業連絡を断りたい際に、代わりに断ってくれる「お断り代行」サービスがあるため、営業電話を断りにくい人におすすめです。

なお、依頼先の不動産会社は自分で選べる仕組みとなっています。

リビンマッチ:利用したいサイト第1位

都道府県別に、このサイトに登録している不動産会社の情報をあらかじめ調べることができ、その中から売却査定実績の多い不動産会社を選べることが特徴です。

利用者数 440万人
対象エリア 全国
提携会社数 1,400社
同時依頼数 6件
取引件数 14万件(年間)
顧客満足度 98%
運営会社 リビン・テクノロジーズ株式会社

全国展開しているような大手の不動産業者ではなく、どちらかと言えば地域に密着した中小規模の不動産会社の登録が多いので、相続などによる地方の不動産の売却を考えている人におすすめです。

マンション売却を成功させたいならまずは一括査定から

マンション売却を成功に繋げるには、不動産会社選びと準備がとても大切です。知識をある程度つけることも大切ですが、まずは不動産一括査定を受けて相場や不動産会社との実際のやり取りを経験してみましょう。

不動産一括査定では、値段や相場を知りたいが営業は必要ない、という問い合わせ方法もあります。上手に活用して、自分に合う不動産会社を見つけてみましょう。

また、一括査定サイトについて詳しく知りたい・比較したいという場合は下記の記事を参考にしてください。

参考:【2019年最新】不動産一括査定50サイトをジャンル別に比較!